ホームページをご覧の皆さま。 この度は「彫物ひねもす博覧会~岸和田彫刻の源流を訪ねて~淡路の太鼓台(だんじり)と岸和田の地車(だんじり)」のホームページをご覧いただきありがとうございます。主催者を代表いたしましてご挨拶させて頂きます。
私、河合申仁(かわい・のぶひと)は、岸和田城下の中町の地車で生まれ育ち、五十年の人生を地車一色で駆け抜けて参りました。祭の楽しみを数え上げ得ると切りがありませんが、その中でも私が最も心を惹かれたのが彫物の世界でした。人馬一体となって今にも動き出しそうな躍動感のある彫刻、得も言われぬ欅(けやき)の木目と古色の味わい、その地車の刻まれた物語絵巻に惹き込まれ