淡路島、とくに生穂の町から彫刻師の名人を多数輩出したこと、今でも不思議に思います。この作品は舜さんの初期の作品ですか？シンプルな構図だからこそ、対峙する騎馬武者の緊迫感をも想像し戦う場面により深みをもたらしてるのかなと思いました。

なぜ布団屋根が太鼓台につけられたのかよくわかりませんが、布団といっても布団カゴに赤い布をかぶせているだけなので本物の布団ではありませんよね。逆三角形の布団屋根は美しいですがその姿に至った物語を知りたいです。

橋本さん こんばんは。 返信遅くなってすいません。 いえいえ、私もまだまだしらないことばかりです。 また祭りでお会いした時にでもお話しきかせてくださいね。 よろしくお願いいたします。

淡路島の同じ場面のサマでは、朽木に隠れている頼朝がもっと手前に配置されてますが、この土呂幕では奥に配置されており、より奥行きを感じますね。大庭景親の乗る馬を引っ張っている緊迫感の中に動きをもたらしてるなと感じました。

ご実家の地車、開さん作だったんですね。舜さんの置物を再び拝見できる機会を設けていただき感謝しております。馬の躍動感や武者の腰のひねりが好きです。

稲村ケ崎の場面かと思いますが、モミジの枝ぶりなどを見ると、木を波のように表現しているのでしょうかね。

土呂幕という長方形の部材にもかかわらず、四角さを感じさせない構図のバランスですね。部材の比率が太鼓台の狭間と大きく違いますが、両側の樹木は内側に向かって丸く仕立て、松葉等はあまり詰め込みすぎず、中央は空間をあけて、土部（土部7：空3？）は上り坂のように勾配をつけて、人物の大きさは手前が大きく奥は小さく彫るなど、各所に淡路彫の技法が取り入れられてますよね。

派手すぎない動きのつけ方に魅了されます。サマや土呂幕の中で風が流れている様子などが目に浮かんできますね。

岸和田の地車はあまり詳しくないのですが、下野町土呂幕の右側は開生みんですよね。開正藤の地車土呂幕初は筋海町先先代地車（現熊取町五門地車）で間違いないように思いますがどうでしょうか。

ありがとうございます。 ほんと難しいですよね。 気持ちが入ると余計に進まなくなって途方に暮れました。 地車誌の完成を楽しみにしております！

主役の朝比奈三郎が際立ってみえますね。マツやそれに絡みつくキヅタ、馬の下にあるカシワの枝ぶりや配置が美しいです。

弁慶が波に乗っているように見えて面白いですね。 これも開さんの遊び心でしょうかね。

ありがとうございます。 憧れの尊敬する人物を文章にすることは初めての経験でしたので、完全に筆が止まってしまいました。 でも好きだからこそ書かなければという思いで、これまで研究されてきた方々の文献をお借りしながら書きました。 稚拙な文章ですが開さんについて少しでも知ってもらえるとうれしいです。

お参りされてたのですね。絵馬は重要な資料ですので今年はだんじりと合わせて絵馬もチェックしてみます。春祭りは青空と布団だんじりのコントラストが最高です。

資料探してみます。 明治にはいってからだんじり請負業を営んだ大歳屋が先駆者だったと思いますが、もとは造り酒屋でした。 ダンジリの語源からのアプローチ、楽しみにしております。

淡路島は明治中頃ぐらいまで曳きだんじりが主流だったと思うのですが、明治に入ってから布団太鼓のブームがきて、各地区が布団太鼓に乗りかえるか思案していたときに、だんじり屋が淡路でなじみのある「だんじり」の言葉をセールスに利用したことがきっかけで、布団「だんじり」と呼ばれるようになったのではと、勝手に想像してみましたがいかがでしょうか。だんじりの語源からアプローチするとまた違った答えが見つかるのでしょうね。

ありがとうござます。