太鼓は音を伝えるための祭具です。カミに対しては、その降神を乞い、ヒトに対しては祭の始まり、あるいはカミの到来を告げます。
太鼓台のルーツは神輿の到来を告げる触太鼓。太鼓台と呼べる初期の形態は鋲打太鼓を木枠に吊しただけの単純な枠式太鼓台でした。
これらが各地に伝播すると、一見しただけでは同じ出自の構造物とは判別できないほどに、様々な形態の太鼓台が生み出されました。一番有名なのが、緋色の茵(しとね)のようなものを何枚も重ねた布団太鼓。屋根付太鼓台の典型ですが、この屋根が、鳳輦型神輿の屋根を模したもの、神社の社殿を模したもの、など様々です。
また、同じ形態の太鼓台であっても、「布団太鼓